あけましておめでとうございます

日記

 

明けましておめでとうございます。

 

旧年中は、大変お世話になりました。

旧年は、私にとってもまさに「挑戦の年」であり、それまで経験したこともないような“壁”にも幾度となくぶち当たることとなりましたが、それ以上に多くの方々からご高配とお力添えを賜りましたことに、心からの感謝と御礼を申し上げます。

 

 

さて皆さま、本年にかける想いには、例年にも増して並み並みならぬものがあろうかと存じます。

 

2020年は、まさに「コロナ禍」に終始した1年でありました。

本来であれば、1964年以来、実に56年ぶりとなる東京オリンピックに湧いていたはずが、この「見えざる敵」によって全てを奪われたと言っても過言ではないでしょう。

 

しかしながら一方で、世界的に人口の都市部集中の流れが加速する中で、我々が「ウイルスと共存するための新たな知見と生活スタイルを獲得した年」であった、とも言えるのではないでしょうか。

今年こそは、世界中を厚く覆ったどんより雲の隙間から光が差し込み、夢と希望に満ちた世界を取り戻すための道が開けると信じています。

 

 

 

ところで、日本がオリンピック開催を直前で断念した経験は、今回が初めてではないことをご存知でしょうか。

 

1936年、IOCはアジア初のオリンピックを、1940年に東京で開催することを決定しました。

当時の日本においては、紀元二千六百年記念行事(神武天皇が即位してからの紀元)として、官民一体となり盛大に準備が進められていたようですが、折しも世界は再び乱世の時代へと突入し、戦況の激化を受けた日本政府が、1938年7月に五輪開催の実施を返上したとされています。

 

つまり日本は、予定されていたオリンピックを3度のうち2度までも、国家規模の有事により阻まれたということになる訳です。

ですが、それだけに2021年夏、例え規模が大幅に縮小されたとしても晴れて開催にまで漕ぎ着けた暁には、きっと人々に大いなる感動を与え、永遠に語り継がれるものとなることでしょう。

 

 

そんな歴史の大きな分岐点となるであろう2021年、私は4回目の年男となりますが、その秋頃、医師人生における「最大の節目」を迎えます。

 

このブログを読んでくださっている方には周知の通り、浦添市伊祖にオープン予定のメディカルモールの一角に、新たに内科医院を開院いたします。

現在お世話になっている病院を筆頭に、地域の医療機関と形成する強固なタイアップの下、浦添ひいては沖縄の医療に貢献出来るようなクリニックを目指して全身全霊を捧げる所存でございます。

 

旧知の方々におかれましては、どうかこれからも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、そして新たにご縁を持てました方々におかれましては、今後のお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

 

山城   

 

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