当院における施設基準及び加算に関する掲示

「がん治療連携指導料」について
 当院では、がん治療をより安全・安心に継続していただくため、地域の医療機関と連携して診療を行う仕組みを導入しています。この連携に基づき、当院で治療を受ける際に「がん治療連携指導料」を算定する場合があります。がん治療の計画を策定した病院(計画策定病院)とかかりつけ医などの連携医療機関が協力して診療を行う際に、診療情報を共有し適切な治療を継続するための指導を行う費用です。
この費用は、診療報酬制度に基づき、月1回300点が保険請求されます。診療情報の共有にあたり患者様の同意が必要で、地域連携診療計画に沿ってかかりつけ医と当院が役割分担し治療を進めます。

「保険医療機関関の連携による病理診断」について
 当院では、より精度の高い診断を行うために、病理診断を専門とする医療機関と連携しています。
病理診断とは?
胃カメラや大腸カメラなどで採取した組織や細胞を顕微鏡で詳しく調べ、病気の原因や種類を特定する検査です。がんの有無や炎症の種類などを判断するために欠かせません。
なぜ連携が必要なの?
すべての病院に病理医がいるわけではありません。特にクリニックや小規模病院では専門医が常駐していない事が多いため、病理医がいる専門機関と連携して診断を行います。

診断の流れ
① 当院で組織や細胞を採取します。
② 検体を専門病理医がいる医療機関へ送ります。
③ 診断結果は当院に戻り、医師から結果を説明します。

連携のメリット
・専門知識を持つ病理医が診断するため、より精度の高い結果が得られます。
・診断の質が向上し、安心して治療を受けられます。

「外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)」について

 当院では、医療の質を維持しながら医療スタッフの働きやすい環境を整えるため、国の制度に基づき「外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)」を算定しております。
この評価料とは?
・医療機関で働く看護師や医療事務など、医師・歯科医師以外のスタッフの賃金改善を目的とした制度です。
・令和6年度診療報酬改定で導入され、外来診療や在宅医療を行う医療機関が対象です。
患者さんへの影響
・診療報酬上の評価であり、診療内容や治療方針に影響はありません。
・保険診療の範囲内で算定されるため、自己負担額はわずかに増える場合があります。(例:初診時6点、再診時2点)
なぜ必要なの?
・医療現場の人材確保と質の向上のため、スタッフの賃金改善を診療報酬で支援する仕組みです。

「医療情報取得加算」について
 当院では、質の高い医療を提供するため、オンライン資格確認やマイナ保険証の利用を通じて、患者様の診療情報(受診歴・薬剤情報・特定健診情報など)を取得・活用しています。この取り組みにより「医療情報取得加算」を算定いたします。
初診時:1点(月1回)
再診時:1点(3か月に1回)
正確な情報を取得・活用のため、マイナ保険証のご利用にご協力お願いいたします。

「一般名処方加算」について
 当院では、医薬品の安定供給と患者様に安心してお薬をお使いいただくための取り組みを行っています。一般名処方とは、処方箋にお薬の「商品名」ではなく「有効成分名」を記載する方法です。例えば、「アセトアミノフェン」という成分名で処方することで、薬局では同じ成分を含む複数の製品から選択できます。

「明細書発行体制加算」について
 当院では、医療の透明性を高め患者様に安心して医療を受けていただくため領収書の発行時に「診療報酬の算定項目が記載された明細書」を無料で交付しています。明細書には検査や処置・使用した薬剤の名称、診療報酬の算定項目名が記載されます。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口でその旨をお申し出ください。

「長期処方・リフィル処方箋」について
 当院では、患者様の状態に応じて28日以上の長期処方やリフィル処方箋の発行に対応しています。これらは通院の負担を軽減し、継続的な治療をサポートするための制度です。
リフィル処方箋とは?
・症状が安定している患者様に対して、医師の判断で発行される処方箋です。
・調剤の際には、薬剤師が体調や服薬状況を確認し、必要に応じて受診を勧める場合があります。
・1回の診察で発行された処方箋を、最大3回まで繰り返し使用できます。
長期処方とは?
・一度の診察で、長期間分のお薬をまとめて処方する方法です。
・症状が安定している患者様に対して、医師の判断による対応となります。

保険外負担に関する事項について